お出かけ日誌・・・那智駅 その2
この駅のもうひとつの見所はホームからの熊野灘の眺望で、
この付近は線路が海側を通っているため緩やかな
入り江沿いに走ってくる列車を見ることができる。
那智駅は大正元年(一九一二)十二月四日の
新宮~串本間の新宮鉄道の開通とともに開業。
これは国鉄が三重側と和歌山側から紀勢線を建設し始める大正十年代よりもはるかに
古い。難工事区間が多かったこの紀勢本線は部分開通をくりかえし、
全通は昭和三十四年(一九五九)まで待たなければならなかった。
見どころの那智の滝まで約六キロと離れており、
今では駅利用の観光客もわずか。現在は無人駅となっている。